警察庁より特殊詐欺認知・検挙状況等について発表がありました

令和6年8月1日警察庁が公表した資料によると令和6年上半期の特殊詐欺発生状況は、認知件数8,917件(前年同期比-540件、増減率-6.1%)、被害額227.8億円(前年同期比+29.7億円、増減率+15.0%)となったとのこと。詳細をまとめてみました。

1.認知状況

□特殊詐欺全体: 認知件数8,917件(前年比-540件)、被害額227.8億円(前年比+29.7億円)
□主要詐欺手口

  • オレオレ詐欺: 2,119件、被害額105.2億円
  • 預貯金詐欺: 1,048件、被害額10.2億円
  • 架空料金請求詐欺: 2,432件、被害額60.0億円
  • 還付金詐欺: 2,109件、被害額31.7億円

2.交付形態別認知状況

  • 振込型: 認知件数3,993件(+1,016件)、被害額126.2億円(+61.1億円、特殊詐欺全体の55.4%)
  • キャッシュカード手交型・窃取型: 認知件数20.7%
  • 現金手交型: 認知件数15.0%
  • 電子マネー型: 認知件数17.2%

3.高齢者被害状況

  • 高齢者被害の認知件数6,298件(全体の70.8%)
  • 高齢女性の被害割合が高い

4.予兆電話の認知状況

  • 予兆電話件数: 71,134件(+4,501件)、月平均11,856件

5.検挙状況

  • 特殊詐欺検挙件数: 2,623件(前年比-690件)
  • 検挙人員: 914人(前年比-144人)
  • 主犯の検挙割合: 2.3%
  • 暴力団関与: 153人(前年比-49人、検挙人員全体の16.7%)

総合調査イブ探偵社ではこういった詐欺に関する素性調査や行方調査も承っております。
まずはお気軽にご相談ください。